電脳>Windows Vistaのメディアセンター
Windows Vista Home Premium Editionに付属しているメディアセンター機能に興味があって、Windows Vistaとその専用リモコンを購入しました。
昨年の6月くらいから使ってきたのですが、結局リモコンもメディアセンターも使うのをやめて、マウスで通常のWindowsを使うことになりました。年寄りに使わせるためにリモコン操作にしたのですが、メディアセンターの機能が中途半端だったり、リモコンの操作性が悪くて、使い物になりませんでした。やはり、家電メーカーに一日の長があるようです。
Windows Vistaそのものは良くできていますので、買って損ではありません。ただし、メディアセンター機能は期待したほど使えませんでした。以下要点をまとめると
①メニュー構成がわかりにくい。
SONYのスゴ録を使っているのですがメニューが横一列に並んでいてわかりやすく、応答速度もとても速い。それと比較すると、メニューが縦でカテゴリ、その後横で機能を選ぶようになっており、わかりにくく、応答速度も鈍い。
②リモコンがわかりにくい。
これは慣れかもしれませんが、「決定」ボタン、「再生」ボタンの使い分けが、直感的にわかりにくい。「戻る」ボタンが使えればそれなりに使えるが、家電品しかわからない人に「戻る」ボタンの意味を理解させにくい。
③機能に制限がある。
DVDの再生機能は別途購入で組み込む必要がある。これは基本機能なので、別売りはやめてほしいし、きちんと動作させるにはかなり面倒な手順が必要だった。
また、写真の表示、ビデオの表示において、カスタマイズがわずかしかできないため、自分の思ったとおりのメニューの並べ方や操作ができない。
以上の面倒さがあったので、無線マウスを利用し、通常のWindows Vistaのインタフェースを使うことにしました。結局ブラウザを使ったりすることなども考慮すると、メディアセンターは使わない方が良いというのが、私の結論です。今後のリリースで改善されるかもしれませんが、余程のことがない限り使わないと思います。
コメントを残す