第20回東京ブロガーミートアップに参加
ブロガーが集まるイベントに初めて参加。青山アンデルセンというレストランの3Fを貸し切りで開催。
テーマは、「セルフブランディング」
ブランドの意味もおぼろげだったので、このイベントが終わった後に調べたら、「焼印」のことだった。牛に、「松阪牛」とか「近江牛」とかお尻に焼印するのか知りませんが、ブランド牛というのはそういうものなんでしょう。つまり、同じカテゴリーの商品の中で差別化するために、ブランドをつける。
「セルフブランディング」は、組織を離れた個人が仕事を行うにあたって、他の人との差別化を、自らプロモーションすることのようだ。
ブランドは、自分で大きな声で叫んでも作れるものではなく、人から思われるようにならないとできない。そのために差別化要素をアピールしていくことになる。
私は、ブランドは長期的に差別化要素を他人に認知させることなのであって、マーケティングだのプレゼン技術だの、短期的に見栄えのよいことをすればできるものではないと思っている。いつの日か、結果としてその人の人格なりライフスタイルそのものがブランドとして認知されると思う。
今回のイベントで面白いと思ったのは、ブロガーといいながら、多種多様な人々がいる、ということ。まあ、雑多な人間の集まりで、まさにダイバーシティ。
「見てくれ派」というのは、グラフィックデザイナーだったり、システム構築屋さんだったり、内容より見た目を売りにしている人たち。「人は見た目が九割」という言葉が大好きな方々。多くは、仕事としてもこなしていて、とにかくプレゼンもサイトもおしゃれ。中身はいろいろだが、うけは間違いなく良い。彼らは、サイトのデザインや構築を仕事として請け負えるので、自分のサイトをショールームとして活用している。
「コンテンツ派」は、内容にこだわりを持っている人達。だいたい見た目は地味だが、しゃべらせるとほとんど変な人。仕事というより趣味でしている人が多い。内容は、かなり突っ込んだものが多い。
コンテンツ派にしても見てくれ派にしても、それなりにとんがっている人は、それでいい。今回のイベントに集まった人の多くはどちらかが際立っているが、バランスの良い方もいる。こういう「普通の人」は、ブログよりも、FaceBookのタイムラインに書いていた方が幸せだと思う。私も、日々美味しいお店だったり、美味しいお酒を飲んだ時に、内輪ネタでFacebookに書いて、内輪で受けをとっている。グルメとかスポーツとか旅行などは、そこで展開すればいいように思う。不特定多数の方に公開しても、キーワード検索で上位にランクされないので、認知度は高まらない気がする。
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