ONKYOデジタルサラウンドシステムHTX-22HDX(2)
1週間程使ってみました。今までの音に関する不満は解消しました。
このサラウンドシステムを使うために、いくつかの設定を試してみました。上は、BRAVIA KDL-40V5の設定画面です。2009年7月の購入時点で12万程度の安めの機種です。TV側の設定は、一番良いと思われるサラウンドにし、音質モードをダイナミックにしてみました。サラウンドシステムの設定は、Theater Dimensionalにしました。見る内容によってモードを変えるのは面倒なので、サラウンドの設定で、音楽、ドラマ、ニュースと番組の種類を変えて評価しました。
聞き比べるために、3つのパターンを試してみました。
No. | パターン | 番組 | 評価 |
1 | TVのスピーカーのみ | 音楽 | △低音がでないため迫力不足 |
ドラマ | 〇特に問題なし。 | ||
ニュース | 〇言葉は聞き取りやすく問題なし | ||
2 | サラウンドシステムのみ | 音楽 | 〇低音が迫力あり、広がりもある。 |
ドラマ | 〇音楽や効果音がはっきり聞こえる | ||
ニュース | 〇言葉は聞き取りやすく、男の低音も強調 | ||
3 | 両方使用 | 音楽 | ◎広がりがあり、迫力も倍増。 |
ドラマ | ◎音楽や効果音が迫力倍増 | ||
ニュース | 〇言葉は聞き取りやすく、男の低音も強調 |
今回評価した際のスピーカーの位置は、床置きです。TVのスピーカーは画面の下前面についていますが、高さが1m程度の位置にあり、3mほど離れたところですわって聞いている場合には、ベストポジションです。サラウンドシステムのスピーカーが床置きなのは、いくらか効果が落ちていると思います。TVとスピーカーの配置は、次の写真です。
配線が汚くてすみません。もう少し見栄えのする状態にしたいと思います。TVが移動台に載せてあるため、スピーカーが置く場所がないのが困りものです。
このスピーカー配置での評価結果としては、、TVのスピーカーとサラウンドシステムのスピーカーの両方を使うことで、非常に迫力のある音が出ました。しかも、番組によってモードを変えることなく、機能することも確認できました。サラウンドシステムの音量は、付属のリモコンで調節できるため、通常は30db程度で抑え目で聞き、昼間など少し大きな音を出してもいいときは40db以上にして、音楽を迫力のある音で聞くようにしています。そういう意味で、今回評価したデジタルサラウンドシステムHTX-22HDXは液晶TVの音響を補完して、しかも使いやすい製品になっていると思いました。
欠点ではありませんが、改善項目としては以下のことがありました。
・リモコンの音量調節ボタンが小さい。ほとんど音量しか調節しないので、もっと押しやすいように大きくしてほしい。
・スピーカーの置き場所に困ってしまう。今回可動台というのが特殊かもしれませんが、別売でスピーカーを固定する金具などがあるとさらにうれしい。
次回は、私の愛用のONKYO GX-70AXをサイドスピーカーとして使って、音響効果を確かめてみます。
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