奇妙な女、運命の女
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アンジェラ スペシャル・エディション ジャメル・ドゥブーズ 角川エンタテインメント 2006-10-20 定価 ¥ 3,990 おすすめ平均: 自己啓発映画! 無垢で凶暴な天使 アンドレ、年齢、サバよんでない?
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時々、映画や小説のキャラクターが頭に取り憑いて離れないことがある。今回もリー・ラスムッセン演ずるアンジェラが、頭から離れない。とても奇妙な女だが、救いでもある。私の勝手な解釈では、
アンジェラは、冴えない主人公アンドレの幻想に過ぎない。彼の脳の中に、この長身の金髪美女が生まれ、彼自身を励ます。これが根拠のない自信となって、自分自身を取り戻す。
天使という割りに、がさつでいい加減な感じがして、あまり良い印象はないのだが、なぜか取り憑かれてしまった。リー・ラスムッセンを調べたら、ブライアン・デ・パルマ監督の「ファム・ファタール」にも出演していた。
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ファム・ファタール 坂本龍一 東宝 2004-01-30 定価 ¥ 5,040 おすすめ平均: デパルマがやりたいようにやった映画 パルマ節を堪能しました(よかった) さあもう一度観なければ・・
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この映画では、蛇の形をしたアクセサリを身に纏った女優ヴェロニカを演じている。これと「マルホランドドライブ」がここ5年くらいで観た映画では、気に入っている。
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マルホランド・ドライブ ナオミ・ワッツ ポニーキャニオン 2002-08-21 定価 ¥ 3,990 おすすめ平均: リンチ病 リンチワールドに夢中! リンチはやはり天才だった!
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映画に評価をつけることには興味がない。キャラクターが取り憑くような映画や小説は、私自身にとって、何か意味があるのだろうと思っている。そういう意味で、この3本の映画は、私にとって貴重なものだ。
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