EPSONのランナー向け腕時計 Wristable GPSを試す#1第一印象
2012年8月23日に発売されたWristable GPSを試せるEPSONさんのイベントが9月13日にあったので、参加してきました。1か月お借りすることができたので、これから実際の使用状況を報告していきます。
ランナー向け時計に期待していること
私がランナー向け腕時計に期待していることは、以下のとおり。
- ランニング時に、経過時間、距離、ペースが確認できること。
- ランニング後に、記録(日時、距離、1Kごとのラップ、コース)が残ること。
- 連続計測時間が少なくとも5時間(フルマラソンの記録)ができること。
- 夜でも、画面が確認できること。
- フル充電が、4時間くらいでできること。
- 雨で濡れても大丈夫なこと。
Wristable GPSを実際に使ってみて、まず上記基本機能を十分満たしていることがわかった。
今回発売されたモデルは3種類。
型番 | モデル名 | 防水性 | HRセンサー | ストライドセンサー |
SS-700S | マルチスポーツモデル | 10気圧 | 標準 | あり |
SS-500R | アスリートモデル | 5気圧 | オプション | あり |
SS-300R/G | FUNランナーモデル | 5気圧 | なし | なし |
私が選択したのは、アスリートモデルSS-500R。
Wristable GPSを使ってみる
思った以上に薄く軽い。通常は、日時を表示する。
4つのボタンがある。
左上 | ライトの点灯 |
左下 | メニューの表示 |
右上 | 計測時のSTART/STOP |
右下 | 計測時のRESET |
ランニングを開始する時は、まず左下のメニューボタンを1回押す。
メニューが表示されて、一番上の「クロノグラフ」が選択された状態になる。
ここで、もう一度左下のボタンを押すと、以下のGPSサーチ(GPS衛星の信号を受信)の画面になる。
GPS衛星の信号を受信すると、以下の計測開始画面になる。
ここで右上の赤いボタンを1回押すと計測開始、もう一回押すと計測中断になります。
計測を終了する時は、右下のボタンを押します。データがメモリに保存され、次の計測ができるように、表示がリセットされる。
夜間で画面が見えない時は、左上のボタンを押すとバックライトが点灯する。
点灯時間は、10秒。
記録を保存する、確認する
計測したランニングデータは、時計の中のメモリに保存されている。このデータは、メニューの「リコール」から直接確認することができる。
詳しい情報は、クラウド上にデータをアップロードすることで、保存確認ができる。
クラウド上にデータをアップロードするためには、以下が必要である。
- インターネットに接続できるWindows PC
- クレードル(付属品)
- アップロード用ソフトウェア
NeoRunというWebサイトからNR Uploaderをダウンロードしてインストールし、PCとクレードルをUSBケーブルで接続すれば、準備は完了する。
クレードルにWristable GPSを嵌めると画面にNR Uploaderが起動するので、最初だけアカウントを取得して、後は自動的に計測したデータはアップロードされる。
このグラフは横軸に距離、縦軸にはペースとストライドを表示している。
この地図は、走ったコースを表示している。
第一印象
<良い点>
- ランナー向けの時計として基本機能は問題ない。
- GPS計測時間が14時間あるので、トレイルランやウルトラなどでも 使える。
- 薄くて軽い。
- ストライドが時計だけで計測できる。
<期待はずれな点>
- 表示文字が細く、いくらか見にくい。
- マップにいくらかずれがある。
- ライトの点灯ボタンが暗い時は押しにくい。
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