自作>Atomで静音サーバーを作りました

インテルのAtomというCPUが出て興味を持っていたのですが、性能がどんなものなのかわからず、購入を躊躇していました。しかし、インテルのAtom付きmini-ITXマザーボードBOXD945GCLF2が、PC Onesというネットショップで10180円と安かったので、思わず買ってしまいました。

D945GCLF2.JPG

今回購入したパーツ
名称 型番 メーカー 価格 購入店
マザーボード BOXD945GCLF2 Intel 10180円 PC ones
メモリ GH-DV533-1GBZ Green House 2510円 PC ones
PCケース N-880-BK サイズ 5980円 PC ones

合計で、18670円。ただし失敗したのは、この店は大阪だったので、送料が1680円もかかってしまった。代引き手数料420円も含めて、全部で20770円でした。秋葉原に買いに行ったら、1000円くらい安かったかもしれない。
これに余りモノのSATAのHDD300GBとIDE接続のDVD-ROMがあったので、準備は完了。
驚くほど安い。しかも組み立ても簡単。ここまで簡単になると、本当の初心者でも問題なく作ることができるでしょう。

今回選んだケースは、サイズのミドルタワー電源つき。半年ほど前にサイズの電源を購入して、非常に静かだったので、今回選んでみた。この選択は正解だった。ケースのつくりは非常にしっかりしていて、電源も静かである。組み立てるのに1時間もあれば終わる。
atom1.JPG
atom2.JPG

とにかく組み立ては楽である。Mini-ITXのボードでもミドルタワーの方が余裕があって望ましい。なかがスカスカでもったいないと考えるのは間違いで、スカスカであるからケースファンなど使わず、静音が簡単に実現できると思った方が良い。
PCケースで一つだけ残念だったのは、電源ケーブルである。組み上げて、電源スイッチを押しても、ウンともスンとも言わない。おかしいと思ったのは、電源ケーブルが奥深く差し込めないことだった。すぐに別の電源ケーブルに変えることで、問題なく立ち上がった。

Windows XP professionalでSP3に対応したものをインストール。インストール中、二つほど見つからないファイルがあったが、キャンセルして最後までインストールを行い、立ち上げる。IEが使えないなど明らかに異常だったので、再度Windows上から上書きインストールを行った。そして何とか正常にWindows XPをインストール完了。そして、マザーボード付属のCD-ROMを入れると、自動的にビデオやLANのドライバをインストールしてくれる。これは問題なく完了。今までこれほどインストールが簡単だったことはない。インテルのマザーボードはまさに純正。ASUSよりいいかもしれない。

さてインストール完了後、HDBenchで今までのCeleron M440と性能を比較してみた。

HDBenchの結果
CPU All Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW
CeleronM440 1.7GHz 45625 125930 83206 58139 58907 114482
Atom 1.6GHz 53457 188751 129599 95845 58428 119248

何とAtomの方が速いのである。しかも値段が安い。私の考えでは、小さいケースに入れるのは、あまりよくないと思っている。Mini-ITXのボードでミドルタワーケース、これが静音に寄与しているので、この容積は必要なものと考える。
しかし、Atomのデュアルコアで既にCeleronMを凌駕しているので、クアッドコアが非常に楽しみ。

2008年10月06日 | Posted in 電脳:静音サーバー | タグ: , No Comments » 

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