SAMSUNG Galaxy Tab S レビュー(2) キレイ・ハヤイ
GALAXYアンバサダープログラムのモニター企画で「
Galaxy Tab Sの特長は、画面がキレイで応答がハヤイこと。
私が持っているNexus7(2012)は7インチで、本来比較対象ではない。しかし、これしか実機で計測することができないので、ご了承ください。
仕様を比較する
ディスプレイとCPUの仕様は、以下のとおりである。
項目 | Galaxy Tab S 10.5 | Nexus7(2012) |
---|---|---|
画面サイズ | 10.5インチ | 7インチ |
画面解像度 | 2560x1600 | 1280x800 |
ディスプレイ方式 | スーパー有機EL (Super AMOLED) | IPS液晶 |
CPU | Samsung Exynos 5420 (Cortex-A7 x4 1.3GHz + A15 x4 1.9GHz) Octa-core | NVIDIA Tegra 3 T30L 1.3GHz クアッドコア |
OS | Android 4.4.2 | Android 4.4.2 |
OSのバージョンは同じだが、Galaxy Tab Sは、ディスプレイもCPUも大幅にグレードアップしている。
画面がキレイ
Galaxy Tab Sの解像度は、Nexus7の4倍あること、液晶ではなくスーパー有機ELであることから当然のことながら、画面がキレイであることは見ただけでわかる。
ここでは、動画でどのくらい差が出るか検証してみる。
検証に利用した動画は以下の仕様である。
- 番組名 LiveMonster(日本テレビ) ゲスト:少女時代
- ファイル形式 MP4
- 解像度 1440×1080
- ビットレート 8Mbps
- 再生アプリ Qloud Media クライアント
MP4のファイルを自宅サーバ上において、Qloud Mediaクライアントで再生するという方法で検証を行った。タブレット内にローカルにファイルを置かないで、サーバーからのストリーミングで行った理由は、私自身が一番使い易く、タブレットではこの再生方法がベストと考えているからである。
サーバー上にあるファイルを再生する方法は、一箇所で管理でき、いつでもすぐに視聴できるので便利。
実際に、MP4のファイルを再生したところ、帯域幅の最適化が必要だった。
- Galaxy Tab S 10.4 帯域幅 8Mbps
- Nexus 7 帯域幅1.5Mbps
Nexus7では、これより帯域幅を上げると、スムーズに再生できなかった。
Galaxy Tab Sは、ファイルのビットレートまで上げても再生にはまったく問題がなかった。
それぞれの再生時の状況をiPhoneでビデオ撮影し、スクリーンショットで比較したものが以下の写真である。
Galaxy Tab S
解像度が4倍、帯域幅も4倍以上違うので、当たり前だ。しかし、これだけ違うならば、少し価格が高くても欲しくなってくる。
応答がハヤイ
次に処理速度を比較してみたい。
Nexus7で重たいアプリ「パワフルプロ野球TOUCH2014」で、どのくらい速くなるか検証してみたい。
やはり、速さが違う。開始をタップしてから、試合開始までの時間は以下のとおり。
- Galaxy Tab S 約20秒
- Nexus 7 約30秒
ここの10秒はかなり大きい。Galaxy Tab Sは、ハヤイ。
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