Nike+ SportsWatch GPSからTomTom Runner GPS Watchへ
目次
TomTom Runner GPS Watchは、使える!
2台目のNike+ SportsWatch GPSを3年使って、バンドが断線しました。3台目のNike+ SportsWatch GPSにするか迷いましたが、TomTomにして正解でした。そもそもNike+ SportsWatch GPSもTomTom製でした。
乗り換えて正解だった点は以下のとおり。
- Nike+のサイトを継続して使える。(今までの蓄積したデータが見える。)
- 安く購入できる。(2015年7月9日時点で、Wiggleから送料込み¥15573。)
- 機能が優れている。(GPS補足が10秒程度、約50gと軽い、10時間稼働、ラップのバイブレーションなど)
- 信頼性が向上。(バンドと本体が分離。防水性能向上。)
見た目が良くなったわけではありませんが、シンプルで実用的です。
なぜ、NikeがTomTom Runner GPS WatchをNike+ SportsWatch GPSの後継製品として販売しないのか、理解できません。また、TomTomも欧米で販売しているのに、日本語対応も日本での販売もしていません。
もちろん、Nikeにとって様々な事情や状況が絡んでいることは、想像がつきます。
Nikeは、スマホアプリ Nike+ Runningにシフト
Nikeは、Nike+ RunningアプリをIOSだけでなく、最近はAndroidでも提供しています。
そしてこのアプリでは、Apple WatchやAndroid Wearなどのスマートウォッチと連携していくことになるでしょう。iOSでは、既にApple Watchとの連携は実装されているようですが、実際に確かめてはいません。
Nikeはアプリとサイトを提供するだけで、ハードウェアの開発や販売からは、手を引こうとしているのでしょう。確かに、賢明な戦略だと思います。
Nike+ RunningのSmart Watch移行計画
Nikeは、移行計画をかなり上手に考えています。その計画には、2つの方法が含まれているのです。
- 既存のGPS Watchへの対応
- Apple WatchやAndroid Wearへの対応
方法 | Watch名称 | iOS(iPhone,iPad) | Android | PC(Windows,Mac) |
---|---|---|---|---|
既存のGPS Watchのデータをインポートする。 | Garmin GPS Watch | Garmin Connect Mobileにbluetooth経由でアップロードされたデータは、Nike+ Runningとも同期する。 | Garmin Connect Mobileにbluetooth経由でアップロードされたデータは、Nike+ Runningとも同期する。 | Garmin ExpressからUSB経由でアップロードされたデータは、Nike+ Runningに反映される。 |
TomTom GPS Watch | TomTom MySportsにbluetooth経由でアップロードされたデータは、Nike+ Runningとも同期する。 | TomTom MySportsにbluetooth経由でアップロードされたデータは、Nike+ Runningとも同期する。 | TomTom MySports ConnectからUSB経由でNike+のサイトへデータをアップロードできる。 | |
スマートウォッチと連携する。 | Apple Watch | Nike+ Runningアプリと連携している。 | 必要なし | 必要なし |
Android Wear | 必要なし | 現在は実装されていない。今後に期待。 | 必要なし |
2015年7月25日現在、お勧めのランニング用GPS Watchは?
2015年7月25日現在で言えば、まだApple WatchやAndroid Wearとの連携は今後のことと考えた方が良い。価格も高いし、アプリの安定度も定かではない。
そう考えると、現時点でのNike+ Runningを利用してきたユーザーの選択肢はGarminかTomTomが無難。日本語化や日本での販売を考えると、Garminが一番簡単。
TomTom は輸入しかなく、日本での保証も考えると、オススメはできない。しかし、機能や信頼性は優れているので、興味ある方には購入をお勧めします。
以下の記事は、別途書きます。
(1)TomTom Runnerの購入方法
(2)TomTom Runnerの使い方、評価
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