本>1Q84のbook1,book2読了
book1を非常にゆっくりとしたペースで読んでいましたが、book2で少し速いペースになり、7月末読み終わりました。book3(10月-12月),book4(1月‐3月)になると予測されますが、いったいいつ出るんでしょう。こんな中途半端な状態で待たされるのも、困ったものです。
「純文学として異例の売れ行き」と雑誌などに書かれていますが、「羊をめぐる冒険」以降、村上春樹の小説は純文学というくくりからとっくの昔に離れているのに、といつも不思議に思います。
村上春樹の小説でいつも感じるのは、現在あるいはちょっと少し先の時代の雰囲気を確実に描いているということです。今回はけっこう危険な小説になっているんじゃないでしょうか。現実にある宗教団体やコミューンのようなものや、警察や拳銃のことなど、必要以上に細かい描写で気になります。
とにかく、book2の終わりの時点で謎が多すぎて、どうやって決着をつけるのか興味津々です。
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