アイロボット社の今後の方向性と新製品(2016年)
【アイロボット ファンプログラム第3回ファンミーティング】に参加しました。
日時:2016年8月4日18:30~
場所:表参道ヒルズB3 スペースオー
こんな大きなケーキが置いてありました。
第3回ファンミーティングの内容は、以下のとおり。
第一部 コリン・アングル(アイロボット社CEO)が考えるスマートホーム
第二部 新製品「ブラーバ・ジェット240」の紹介
第三部 「ブラーバ・ジェット」と「ルンバ960」の実体験スペース
第一部 コリン・アングルが考えるスマートホーム
内容は、2015年11月の週刊ダイヤモンドのインタビューとほぼ同じ。IoTが普及する中で、スマートホームの今後5年間の変化について語っている。
スマートホームの変遷
第一世代 個々のIoTは、スマートホンで制御。
第二世代 IoTを制御するプログラムによって、個々の家ごとにカスタマイズ。
第三世代 ルンバの作成するデジタル地図で常に変化を自動認識して個々のIoTを制御。
アイロボット社では、1台のロボットで1ミッションを当面のポリシーとしている。しかし、ルンバのデジタル地図は掃除だけに使うのではもったいない。何か活用法を考えているようだ。
第二部 新製品ブラーバ・ジェット240の紹介
はっきり言って、拭き掃除ロボットにはそれほど興味がなかった。ダイニングキッチンには、ルンバでは取れない粘着性ゴミがついてしまうので、週に1回クイックルワイパーの立体吸着シートで拭き取ることにしている。これで満足していた。
しかし、この考えはブラーバジェットの詳細を知るに従って、変わった。
- 本体価格32,270円(税込み)、けっこう手頃な価格。
- ウェットモッピングパッド10枚入り、1,296円(税込み)、週1回なら許容できる価格。
- ウェットモッピングパッド・ウォッシャブル3枚入り、4,320円(税込み)、これでもいいかもしれない。
- 前方ノズルから水が出る。 なかなか動きがかわいい。
- 音が静か。
最初は、ドライパッドを併用すれば、ルンバなしでブラーバだけでもいいかと思った。
しかし、以下の理由でそれは無理だとわかった。
- スケジュール機能がない。
- 自動で充電できない。
つまり結論としては、以下のような使い方を考えている。
(1)月曜~金曜 11時からルンバ
(2)土曜日の24時からブラーバジェット
これで、土曜日のクイックルワイパーからも解放される。いいね。
詳細は、8月11日からブラーバジェット240をモニター使用するので、その結果を別途報告します。
その他ファンミーティングで気が付いたこと
(1)iRobot社のiの意味
コリンアングルに質問したところ、iはInternetのことだという返事。しかし、1990年創業だから、その時点では商用インターネットはなかったのではないかと確認したら、当初は別の名前だったがインターネットが一般に普及する時点でiRobotに名前を変更したとのこと。
(2)ルンバ960の発売
これは個人的にはうれしい話。ルンバ980は優れているが、価格が高い。私が使っているルンバ780と較べて、清掃時間が半分に短縮、いくらか静か、ゴミ捨てがワンタッチ、吸引力がいくらか向上、のメリットはあるが、価格差ほどの性能ではない。そこに、バッテリーの容量を減らして、価格を下げてきたルンバ960は、製品として興味がある。デジタル地図がもっと活用できると、価格差以上のメリットがあるのだが。
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