Apple Watch Nike+ Series 3 を東京マラソン試走会で使う
Apple Watch Nike+ Series 3 (以下Apple Watch Nike+3と略す)を東京マラソン試走会で使ってみた。
その結果は、以下の通り。
距離 37.67K
時間 4:27:52
平均ペース 7’07”
後半不具合があり、距離が42.195Kではなく、37.67Kと4Kも短くなってしまった。電池残量も34%と、予想以上に消費している。散々な結果だった。
中間地点の目印はこれ。
なぜ42.195Kにならなかったか?
東京マラソン試走会は、都庁を出発して東京マラソンのコースを走り、道や風景を体で覚えるイベントである。ペースは6’30″~7’00″程度で走り、休憩も時々入る。今回は、スタート9時00分に都庁を出発し、ゴール15時30分に東京駅に到着。延べ6時間半、合間に合計1時間以上の休憩があった。
地図は以下のとおり。
東京マラソンのコースは以下の通り。
両方を比較して見ると、
(1)10kまでは、同じ。
(2)15kで少しずれてきている。
(3)門前仲町の20kで1k弱狂っている。
(4)銀座の30k地点で、Nike+では28kと2kもずれている。
(5)品川の手前で35kのところが、Nike+では32kと3kも差がある。
(6)東京駅のゴールでNike+は37.6kで、最終的には4.6kの差ができた。
整理すると
0k~10k 0k
10k~20k 1k
20k~30K 1k
30k~42K 2.6k
銀座の歩行者天国は歩いたので、かなりペースダウンしている。どうもこのあたりから狂いが大きくなっている。
銀座以降で発生したNike+の不具合
計測中あるいは計測中断中に、なぜか時計画面に戻ってしまう。そこで、ボリュームボタンを押して、Nike+ Run Clubアプリを選ぶと、スタートボタンが出てしまう。ここでスタートを押すと、計測中に戻る。これをかなり繰返している。
また、銀座の手前と品川に向かう途中で、コースが切れている部分がある。これは、計測中断状態で走っている部分である。
今回の計測結果をまとめてみると、
(1)4.6kも計測距離が間違っている
なぜか、計測中断や計測中に時計画面に戻ってしまう。特に30k以降に頻発。これは直してもらいたい。
(2)フルマラソンで電池残量36%
予測では、電池残量55%だったので、それより20%も多く減ってしまった。これは、計測時間が6時間半だったから。4時間くらいで完走すれば、電池残量50%以上は残るだろう。
Nikeにお願いする
東京マラソンまでには、Nike+ Run Clubを使用中に時計画面に戻るというバグは直してもらいたい。そうしないとフルマラソンで使えない。
2018年1月にも、東京マラソン試走会に参加するので、もう一回測定して報告します。
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