2020年初夏版『自宅録画サーバー(全録)』の課題
2022年6月12日 新たな全録サーバーを作成しました。
6チャンネルの全録を、7月4日~8月17日(45日間)行った結果を報告します。
稼働状況
45日間の録画データは、以下の通りです。
TSファイル 45TB
圧縮mp4ファイル 11.55TB
ファイル数 8939ファイル
平均1日のmp4ファイル 256GB
平均1日のファイル数 198ファイル
TSファイルは、ほとんど問題なく録画されていましたが、2日に1回程度mp4に変換できない場合がありました。
さらに、大きな課題が一つありました。
上記のグラフで右下が全期間を表示しています。それを8月17日から5週間前まで表示したのが左下になります。
7月の終わりまでは、ほとんど問題なく稼働していましたが、8月に入ってから、紫色で表示されているiowaitが多くなってきました。
それに伴って、mp4への変換を待つTSファイルが増えてしまい、少しづつ溜まるようになりました。
原因としては、Plex Media Serverによるメディア情報へのアクセスが増えて、処理が間に合わない状態になったようです。
全録の評価
結論から言えば、6チャンネル全録とそのmp4への変換は、第9世代CPU i5-9400とplex media serverでは無理があるようです。
TSファイルだけの6チャンネル全録は、特に問題ないので、今回8TBHDDを2台用意すれば、16日分保存していくことは継続的に問題なくできると思います。
また、6チャンネル全録の用途は、見逃しやネットでの話題からの視聴なので、2週間保存できれば十分なようにも思います。
つまり、6チャンネル全録は、REGZAのタイムシフトでほとんど満足できるような気がします。わざわざ、EPGStationとPlex Media Serverを使う必要はないと思います。
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