iPadは、ノートPCの代わりに使えるか
iPadはいろいろな使い方ができる。使い方は、人それぞれであって、こう使うべきというものはない。
さて、私が考えたのは
iPadは、ノートPCの代わりに使えるか
ということです。1kg程度のノートPCを毎日持ち歩いているため、680gのiPad WiFi版を更に持ち歩くのはちょっと苦痛です。そこで、iPadはノートPCの代わりに使えるか試して見ました。
私のノートPCの使い方は、ちょっと特殊です。セキュリティやマシントラブルを避けるという観点から、ノートPCをシンクライアントとして使います。つまり、ノートPCにはデータを保存せず、データセンターや自宅サーバーにアクセスして仕事をします。だから、二つのツールしか使いません。ブラウザーとリモートデスクトップクライアントです。
外では、写真のようにbluetoothキーボードを使い、縦、あるいは横置きで使ってみました。
結論は、今の状況では、
iPadは、ノートPCの代わりに使えない。
ということです。
編集する時は、上記の写真のように、横置きにして指先でタッチできる角度にします。
それでは、使えない理由を列挙していきます。
・マウスが使えない。
bluetoothマウスが登録できなかった。仕方ないので指先+bluetoothキーボードで書いているのですが、やはりことあるごとに画面に触れるのは効率悪い。なんでマウス使えないのでしょう。
・ブラウザが使えない。
ブラウザで一部の機能が使えない。例えば、wordpressでビジュアルなエディタが使えないので、htmlで書いているがいちいちプレビューするのが億劫。また、Google Docsをメインで使っているが、これが編集できない。これが決定的。memeo connect readerでGoogle Docsもそのうち編集もできるようになるらしいが、いくらか先の話。それでなくてもsafariで何でGoogle Docs編集できないの?
・リモートデスクトップクライアントで無料のものがない。
無料のMocha Remote Desktop Lite、Mocha VNC Liteの二つを使ってみたが、日本語入力できないのは痛い。そこで、iTap RDP Clientを1400円で購入した。そこそこ使えることを確認したが、ソフトキーボードが画面の半分を占めるとさすがにリモートデスクトップとしては使いにくい。bluetoothキーボードでも画面の半分が使えないので、開発元に文句を言ったら、改良版ができたというメールをもらった。まだAppStoreに登録されていないので、確かめられないが、これがOKならば、リモートデスクトップは解決。
ということで、シンクライアントとしてのiPadは合格ラインに達していない。いずれ解決するとは思うが、当分の間ノートPCとiPadの両方を持ち歩くことになる。重たい重たい。何とかして〜
えっ、iPad持ち歩かなければって。そりゃそうだけど、せっかく買ったし、ブラウザとマンガ読むのに最適だからね。そうiPadは編集用ではなく、最高の閲覧用マシンだね。
やっぱノートPCの代わりは、EeePadまで待つか?
この記事、無理してiPadで書いたけど、とても疲れた。もうiPadでブログは書かない。
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コメント2件
iTap RDPは、かなり高速でいいですね。bluetooth keyboardの対応まだリリースされてませんが、確かにこれが出れば、編集関係は解決できます。期待しましょう。
同じようなことを考える方はいらっしゃいますね、やはり。
私は3G版を買ったので、iTAP RDPがBT KBでまともに使い物になれば、編集系作業はすべてRDP経由と割り切ってもいいかなと思ったりしています。