自宅録画サーバーをUbuntu 24.04.1 LTSに更新

Ubuntu 22.04.3からUbuntu 24.04.1に更新のメッセージ

自宅録画サーバーで、以下のメッセージが出るようになりました。
「このコンピューターのソフトウェアは最新です。」
「しかしながらUbuntu 24.04.1 LTSが入手可能です（現在は22.04）。」

そこで、「アップグレード…」ボタンをクリックしてみました。
(最短でも1時間はかかりますので、余裕のある時にした方がいいと思います。）

アップグレードの手順

「ディストリビューションのアップグレード」という画面が開き、
アップグレード手順が表示されます。

アップグレードの手順は、以下の6ステップ。

1. アップグレードの準備
2. 新しいソフトウェア・チャンネルの設定
3. 新しいパッケージの取得
4. アップグレードのインストール
5. クリーンアップ
6. コンピューターの再起動

「アップグレードの準備」
「新しいソフトウェア・チャンネルの設定」
が終了すると、「アップグレードを開始しますか？」という画面が表示されます。

「アップグレードを開始しますか？」という画面の右下に、
「アップグレードを開始」というボタンがあります。
そこで、「アップグレードを開始」ボタンをクリックすると
「新しいパッケージの取得」が始まります。

新しいパッケージの取得

新規パッケージ　486
アップグレードパッケージ　1618
合計2104のパッケージをダウンロードします。

アップグレードのインストール

新しいパッケージを取得した後、インストールが始まります。

途中で2,3回新しいファイルに置換するか聞かれますが、「そのまま」を選択してください。
（thunderbird snapのインストールで中断することがあります。その際は、強制終了で大丈夫です。)

最後に「サポートが中止された（あるいはリポジトリに存在しない）パッケージを削除しますか？」
と聞かれるので、「そのまま」を選択してください。

コンピューターの再起動

以下の画面が出たら、「すぐに再起動」ボタンをクリックします。

非公式Linuxドライバ for PLEXの再インストール

再起動して、Ubuntu 24.04.1の再インストールを確認したら、
次に非公式Linuxドライバ for PLEXがインストールされていないことを確認してください。

ls -l /dev/px*
ls: '/dev/px*' にアクセスできません: そのようなファイルやディレクトリはありません

非公式Linuxドライバ for PLEXをインストールします。

cd ~/git
sudo apt -y install gdebi
wget https://github.com/tsukumijima/px4_drv/releases/download/v0.4.5/px4-drv-dkms_0.4.5_all.deb
sudo gdebi -n ./px4-drv-dkms_0.4.5_all.deb

再度、確認します。
（下は、PX-Q3PE4の場合）

ls -l /dev/px*
crw-rw-r-- 1 root video 239, 0 11月 30 12:09 /dev/px4video0
crw-rw-r-- 1 root video 239, 1 11月 30 12:09 /dev/px4video1
crw-rw-r-- 1 root video 239, 2 11月 30 12:09 /dev/px4video2
crw-rw-r-- 1 root video 239, 3 11月 30 12:09 /dev/px4video3
crw-rw-r-- 1 root video 239, 4 11月 30 12:09 /dev/px4video4
crw-rw-r-- 1 root video 239, 5 11月 30 12:09 /dev/px4video5
crw-rw-r-- 1 root video 239, 6 11月 30 12:09 /dev/px4video6
crw-rw-r-- 1 root video 239, 7 11月 30 12:09 /dev/px4video7

ここまで確認できたら、ブラウザFireFoxを起動します。

mirakurun  http://localhost:40772
EpgStation http://localhost:8888

以上で、Ubuntu 24.04.1へのアップグレードは完了です。

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