「体育会系」を読む

体育会系とは

今でも使われているのだろうか。

会社員時代、営業職といえば体育会系というイメージがあった。

この本を読んで、1960年代後半から新聞や雑誌に登場し始めたことを知った。大学ごとに運動部をまとめる組織として体育会が作られ、大学紛争があった時期に大学運営側の要請で学生運動を邪魔する人々の総称だったという。

組織に従順で、疑うことなく実力行使する人々というイメージだろうか、会社組織でも、上司の命令に従順で、便利な人間と思われていたように思う。

学生運動が下火になった後も、以下のような事件を起こしたときに使われている。
(1)上級生の下級生いじめ
(2)薬物所持
(3)集団によるわいせつ行為
(4)不正入試(試験問題流出、替え玉受験)
(5)入学における優遇措置

スポーツ人材の育成方法

野球のようなメジャーなスポーツの場合、システムが整っているので、高校を卒業した時点で、プロかアマチュアか選択できる。キャリアを形成できるような仕組みや収入も満足度が高いと思う。

最近は、サッカーやバスケットもプロリーグができて、野球につぐ人材の育成が可能なスポーツになっていると思う。

しかし、それ以外のほとんどのスポーツは、プロではなく、大学・実業団というような競技と学業・仕事の兼業、アマチュアという位置づけになる。この場合は、キャリアを形成するシステムは存在せず、個人個人で様々な選択をすることになる。

実業団でスポーツを継続する場合、スポンサーとの契約内容で待遇などを交渉することもできるし、競技後の不安は残るが、特に問題はない。

大学でスポーツを継続する場合は、体育会系ででてきた様々な問題があり、学業とのバランスなども考えると、学生であることが制約になっていることが多い。
また、キャリア形成の上でも就職時に様々な不安要素が潜んでいる。

体育会の見直し

スポーツ人材を安定して確保していくためには、それぞれのスポーツの選手人口やキャリア形成を考えた仕組みが必要であることは間違いない。

野球やサッカーのようにはできなくても、高校を卒業した時点でプロやアマチュアの選択ができるような組織が必要だろう。その場合、大学のスポーツ学生のような非常に中途半端な状態はなくした方が良いと思っている。

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